【ブロックテーマ入門③】デザインの救世主『グループ』と『カラム』の攻略

「どこで何を直すか」の全体像が見えたら、次はいよいよパーツを組み上げる「大工仕事」に挑戦してみましょう!

🤔 こんな悩み、ありませんか?

  • 画像と文字をオシャレに「横並び」にしたいのに、どうしても縦に並んでしまう…
  • 背景に色をつけたいのに、なぜか文字の周りだけしか色が変わらない…
  • スマホで見ると、レイアウトが崩れて読みづらくなってしまう…

これらの悩みを一発で解決するのが、「グループ」「カラム」という2つのブロックです。

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デザインの基本は「透明な箱」に入れること

ブロックテーマで思い通りのデザインを作るための最大の秘訣。それは、文章や画像をそのまま置くのではなく、「透明な箱」の中にまとめて入れることです。

👜 旅行のパッキングを思い出してみてください

スーツケースの中に、靴下やシャツをバラバラに放り込むと、中身がぐちゃぐちゃになって探しにくいですよね?
でも、「衣類用のポーチ(箱)」にまとめておけば、ポーチごと場所を移動させたり、まとめて取り出したりするのが一瞬で終わります。

WordPressもこれと同じです。ブロックを「箱」に入れることで、以下のようなができます。

1

まとめてお着替え: 箱に色をつければ、中に入っているブロック全体の背景色を一気に変えられます。

2

まとめてお引越し: 箱ごとドラッグすれば、中身の順番を崩さずにレイアウトを入れ替えられます。

3

きれいに整列: 箱に「仕切り」を作ることで、画像と文字を美しく横に並べることができます。

この「透明な箱」の正体こそが、これから解説する「グループ」「カラム」です!

「グループ」ブロックは、みんなをまとめる「大きな袋」

グループブロックは、バラバラのブロックたちを一つのユニットとしてまとめる「大きな袋」の役割を果たします。

🎨 グループブロックでできること

  • 背景を一括で変える: 「ここからここまでは水色の背景にしたい」という時、グループで囲めば一瞬で色を塗れます。
  • まとめて移動する: 文章とボタンをセットで袋に入れておけば、場所を入れ替えるのも「袋ごと」動かすだけ。
  • 余白を整える: 袋の内側に「クッション(余白)」を入れることで、文字が端に寄りすぎない、読みやすいデザインが作れます。

⚠️ 初心者が一番躓く「袋がつかめない!」問題

「背景色を変えたいのに、設定画面に色の項目が出てこない…」
それは、袋そのものではなく、中に入っている「文字(段落)」を触ってしまっているのが原因です。

解決策:迷ったら「リストビュー」で、一番外側の「グループ」を選択し直しましょう!

「中身」ではなく「袋そのもの」を掴む感覚。これがグループブロック攻略の第一歩です。

迷ったらON!「インナーブロックにコンテンツ幅を使用」の正体

グループブロックの設定にある、この長い名前のスイッチ。一言で言うと「中身のブロックを、サイトの真ん中にきれいに整列させるためのガイド」です。

✅ スイッチONの状態

中身のブロックがサイトの「中央」にシュッと揃います。
また特定の画像だけを「画面いっぱいに広げる(全幅)といった、デザインが可能になります

❌ スイッチOFFの状態

中身のブロックが、グループの端から端まで(100%)ベタッと広がります。サイドバーのない、シンプルな1ページを作る時などに向いています。

基本的には「常にON」でOK! これをONにしておくことで、記事が読みやすい幅に保たれ、かつオシャレな「はみ出しデザイン(全幅画像など)」も自由自在になりますよ。
ちなみに全幅を楽しみたいなら、「1カラム(サイドバーなし)」のテンプレートを選ぶのが鉄則で、テーマの設定にもよります!

【応用】グループブロックは「整列」も得意!

中に入れたブロックを「右寄せ・中央寄せ・横並び」に整列させることができます。

今までコードを書いて display: flex;justify-content: center; と指定していたことが、ボタンをポチポチ押すだけで完結してしまう。
グループブロックには「グループ」「行(Row)」「スタック(Stack)」の3種類がありますが、これ、Flexboxの向き(縦か横か)を切り替えています。

「カラム」ブロックは、横に並べる「仕切り板」

「画像と説明文を横に並べたい」「3つのサービスをきれいに並べたい」
そんな時に登場するのがカラムブロックです。大きなスペースを「仕切り板」で区切って、横並びのレイアウトを作ってくれます。

✨ カラムブロックの得意技

  • 黄金比も自由自在: 「50:50」の真っ二つだけでなく、「30:70」のように片方を広くするオシャレな配置も選ぶだけで完成します。
  • スマホで見ると自動で縦並びに: ここが最大のメリット! PCでは横並びでも、画面の狭いスマホでは自動的に「縦」に積み重なって、読みやすさを守ってくれます。

⚠️ 混乱注意!「親」と「子」の役割分担

カラムブロックを使うと、設定画面が2種類出てきて「どっちを触ればいいの?」となりがちです。

  • 親(カラム全体): 「何列に分けるか」や「全体の幅」を決めます。
  • 子(各カラム): 「その列の幅を何%にするか」を個別に決めます。

💡「列を増やしたいのに設定が出てこない!」と思ったら、ここでもリストビュー(左上三本線)の出番です。一番外側の「カラム(複数形)」を選択しているか確認してみてくださいね。

スマホでも見やすく!「モバイルでは縦に並べる」

カラムブロックの素晴らしいところは、「スマホで見るときだけ、自動で並び方を変えてくれる」点にあります。

設定パネルにある「モバイルでは縦に並べる」をONにしておくだけで、WordPressが賢く判断してくれます。 ※これが「レスポンシブ」対応です。

💡 なぜ「レスポンシブ」対応が必要なの?
スマホの狭い画面で無理やり横に並べると、文字が読めないほど細くなってしまいます。縦に積み重ねることで、ユーザーは指一本で「スルスル」と快適に読み進めることができます。

「グリッド」ブロックは、縦横をきっちり揃える「魔法の升目」

カラムブロックと似ていますが、「グリッド」はもっとパワフルです。画面を縦と横の「升目(グリッド)」で区切り、その中にブロックを自由にはめ込んでいくことができます。

💡 カラムと何が違うの?

  • カラム(横のみ): 「横に並べる」のが得意。でも、2段目、3段目と増えていくと、高さがバラバラになりがちです。
  • グリッド(縦と横): 複数のブロックを並べても、縦のラインと横のラインがピシッと揃います。 まるでタイルを並べたような美しいレイアウトが作れます。

例えば、4つのサービス紹介を「田の字」型に並べたい時や、写真ギャラリーをきれいに並べたい時に大活躍します。

このブロックは CSS Grid をベースにしています。設定パネルで「列の数(又は幅)」を決めるだけで、中身のブロックが自動的にスロットに収まっていく感覚は、コードを書いていた人ほど感動するはずです!

【実践】「箱」はどうやって作るの? 2つのアプローチ

グループやカラムを使うには、大きく分けて2つの方法があります。あなたの作業スタイルに合わせて使い分けてみてくださいね。

方法 A

「あとから包む」:書いた後でグループ化する

すでに書いた文章や画像をドラッグして全部選択し、ツールバーに現れる「グループ化」アイコンをポチッと押すだけ。

✅ こんな時に便利:
一気に書き上げた後に、「あ、ここからここまで背景色を変えたいな」と思った時に最適です。散らばったおもちゃを、一気に箱にまとめる感覚ですね。

方法 B

「先に箱を用意する」:中身を入れていく

まず「+」ボタンから「グループ」や「カラム」を追加し、空の箱を作ります。その中にある「+」を押して、文章や画像を追加していきます。

✅ こんな時に便利:
「ここは3列でサービス紹介にするぞ!」と、最初からデザインが決まっている時に向いています。お弁当箱の仕切り(カラム)を決めてから、おかずを詰めていく感覚です。

「あとから包む」を知っておくと、やり直しがめちゃくちゃ楽になりますよ!

【超重要】迷子にならないコツは「リストビュー」との合わせ技

「グループの中にカラムを入れて、その中に画像を入れて…」と、箱を重ねていく(入れ子にする)と、画面上のクリックだけでは狙った「箱」を掴むのが難しくなってきます。

そんな時に絶対に使ってほしいのが、画面左上にある三本線のアイコン「リストビュー」です。

リストビューを開くと、ブロックがどのような順番で、どの箱に入っているのかが「ツリー形式」で一目でわかります。

  • 「親」を確実に掴む: 画面では掴みにくい一番外側の「グループ」も、リストから選べば一発です。
  • 順番の入れ替え: ドラッグ&ドロップで、中身を別の箱へ引っ越させるのも簡単!
  • 構造の確認:アウトラインで見出し構成の確認もできます。

「クリックで掴めなければ、リストで選ぶ」
この習慣がつくだけで、ブロックテーマでの制作スピードは劇的にアップします!

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