ブログで読みやすい文章を書くには

ネットや書籍で「読みやすい文章を書くためのテクニック」を調べました
「キーワードうんぬん」「魅力的な文章」については、余裕がありません💦

目標は「わかりやすく・読みやすい記事」です
目標を達成すべく、まずは調べた内容をまとめました

ウェブの特性を考慮

紙媒体のときと異なる「ブログ読者の行動」

  • 流し読みが基本です
  • どのページから読むか決まっていません
  • 読むためには縦スクロールが必要です

ブログ特有のおすすめの書き方

  • 余白を取り入れます
  • 画像や装飾を利用します
  • 「」や箇条書きを利用します
  • 適切な場所にリンクをつけます
  • 1文はできるだけ短くします

段落と改行

スクロールで画面を追うことは、ストレスです
「読みやすいこと」が大切です

改行段落がない文章

「改行」「段落」がない文章

「改行」のある文章

「改行」だけの文章

改行段落がある文章

「改行」「段落」がある文章

改行
文章を区切って行を変えること
段落
1字分を下げて書きはじめる1区切り

余白があると、読みやすくなります
見た目を考えた「改行」「段落」を入れましょう

漢字はひらく

漢字が多い文章は、堅苦しく読みづらく感じます
漢字は全体の20%~30%程度にします
漢字で書ける語句をひらがなで書くことを「ひらく」といい、「短時間で意味を理解できるそうです

お招き頂き、誠に有難う御座いました。

お招きいただき、誠にありがとうございました。

「ひらく漢字」のたとえ

例えば
たとえば
必ず
かならず
最も
もっとも
して下さい
してください
お勧め
おすすめ
出来る
できる
詳しく
くわしく
分かる
わかる
良い
よい
と言う事
ということ
~の時
~のとき
ため
ほか
また
様な
ような
大変
たいへん

画像や装飾を使う

伝えたい内容を「可視化」「視覚化」できれば、一瞬で情報を伝えることができます

インフォグラフィックのテンプレート(Canvaから)
可視化
目には見えない物や現象を、見て分かりやすくすること
視覚化
考えや伝えたいことを、見てわかるような形に示す
インフォグラフィック
情報を視覚で表現し、簡単に早く伝える手法

「視覚で情報を伝える」といっても、「情報集めて整理する」「素材を用意して編集する」作業は、難しそうです
「Canva」を使うと「素材を用意して編集する」ことは簡単です
「Canva」はWebブラウザで使用できるデザイン作成ツールです
(参考)「アカウント作成や基本操作」「グラフの作り方など」を記事にしています

「」や箇条書きを使う

りんごとみかんとバナナ

「りんご」「みかん」「バナナ」

  • りんご
  • みかん
  • バナナ

削る

周りくどい言い回し」や「詳細すぎる説明」は削って、スッキリすることが大切です
なにげなく使っている言葉でも、不要な単語や文節があります

意味が通じることは詳細に書かない

ウェブサイトのログイン画面で、ログインしてください

ウェブサイトにログインしてください

変更内容を保存します

変更を保存します

不要な修飾語を削る

これは、明らかに、今までで食べた中で、絶賛に値する、一番美味しいラーメンです

これは、一番美味しいラーメンです

なくても意味が通る語句は削る

  • 「〜という」
  • 「〜のような」
  • 「〜といった」
  • 「基本的に」
  • 「一般的に」

など

基本的に、わたしは早起きです

わたしは早起きです

*必要な場合もあります(必要な場合の例文:基本的には早起きですが、たまに…)

「〜できます」「〜可能です」を削る

1時間で終えることが可能です

1時間で終わります

「すること」「こと」(形式名詞)を削る

犬は、散歩をすることが好きです

犬は、散歩が好きです

なくても意味が通る接続詞は削る

  • 「しかし」
  • 「なぜなら」
  • 「ゆえに」

など

今日は、学校が休みです。なぜなら、休日だからです。

今日は、学校が休みです。休日だからです。

「削れない接続詞」には大切な役割があります

文書全体が支離滅裂になっている場合は、ほとんどの場合で「文のつなぎ方」接続詞が曖昧だからです
文書全体を読んで、「なにかおかしい!!」と感じたら、接続詞を意識すると論理波状しにくくなるそうです

ただし、接続詞の多用は「うざい文章」になるので、要注意です

具体的に書く

書き手は「なにについて書いたか」を知っています
しかし、書き手が「なに」を省略すると「読者が内容を理解しにくい場合」や「読者によって解釈が変わる場合」があります

言葉の意味は具体的に書く

幅広く使われる動詞を具体化する

司会をする

司会を務める

抽象的な表現を具体化する

改行を入れると、効果的です。

改行を入れると、文章が読みやすくなります。

指している単語を具体的に書く

「前者」「後者」は使わない

1+2の答えは3や11の場合があります、前者は10進数、後者は2進数です。 

1+2の答えは3や11の場合があります、3は10進数、11は2進数です。 

「あれ」「それ」「これ」はできる限り具体的に書く

「あれ」「それ」「これ」がなにかを、書き手は理解しても、読者はそれがなにかを理解しにくい場合があります。

「あれ」「それ」「これ」がなにかを、書き手は理解しても、読者は「あれ」「それ」「これ」がなにかを理解しにくい場合があります。

会話の相手が空気を読んでくれるため、日本語は主語や目的語はひんぱんに省略されます
しかし、省略は勘違いの原因にもなります
複雑な文章は主語や目的語を書きましょう

友達と映画に行きました。
おもしろかったです。

わたしは友達と映画に行きました。
映画はおもしろかったです。

構成

受動態は避けます

*主語が明らかなときは能動態にします

彼らのチームによって、新しいアプリが開発されました。

彼らのチームが、新しいアプリを開発しました。

単語や文節をつなぐとき

意識しないと主語と述語が離れた文章を作成しがちです
主語と述語は近づけましょう

わたしは、昨日のアルコールが抜けないまま職場に行った。

昨日のアルコールが抜けないまま、わたしは職場に行った

「修飾語」(どんな・いつ・どこに)は「被修飾語」(説明される文節)の直前におく

わたしは、毎朝、ご飯を食べる前の犬と散歩します

わたしは、ご飯を食べる前の犬と、毎朝散歩します

「修飾語」が2つ以上あるときは「長い修飾語」を先に書く

なつかしい、むかし流行ったモノクロの映画

むかし流行ったモノクロの、なつかしい映画

「の」や「と」など「同じ助詞」の連続使用は2回まで

わたし職場同じ部署山田さん

わたしの職場の同じ部署に在籍する山田さん

読点を打ったり、文をつなぐとき

「が」で言葉をつながないようにしましょう

欲張りじいさんは臼を無理やり借りると、自分の家でもちをついてみました、出てくるのは石ころばかりで、宝物は出てきません。

欲張りじいさんは、臼を無理やり借りると自分の家でもちをついてみました。
しかし、出てくるのは石ころばかりで宝物は出てきません。

読点「、」の位置で意味が変わるので、正しい位置に打ちましょう

父は泣きながら、嫁に行く娘を見送った。 (泣いているのは、お父さん)

父は、泣きながら嫁に行く娘を見送った。 (泣いているのは、娘さん)

文末に同じ語句の連続は避けます

むかし、むかし、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきました。

「結論」「主張」「全体像」「目的」は先に書きます

おすすめの動画配信サービスをご紹介します。
「Amazon Prime Video」「U-NEXT」「Hulu」「FODプレミアム」です。

「Amazon Prime Video」とは・・・
「U-NEXT」とは・・・

おかしな日本語の使用は避ける^^;

重言の使用は避けましょう
重言は「馬から落馬する」のように、意味が同じ語句を繰り返す言い方です

NGOK
後で後悔する後悔する
いちばん最後に演技した最後に演技した
いまだに未完成未完成
違和感を感じる違和感がある
採用の内定が決まった採用が内定した
IT技術IT
そもそもの発端は発端は
重言のたとえ

「ら抜き言葉」は避けましょう

NGOK
見れる見られる
食べれる食べられる
来れる来られる
決めれる決められる
着れる着られる
起きれる起きられる
ら抜き言葉のたとえ

「〜たり〜たり」と連続で用いるのが正しい用法です

本を読んだり音楽を聴いて過ごしています。

本を読んだり音楽を聴いたりして過ごしています。

誤字脱字にも注意しましょう

間違い探しは大変ですが、無料の校正ツールを使えば楽です
「文章の貼り付け」か「URLの読み込み」でチェックします

書くときに意識してみるといいかも

  • 遠回しな表現になっていませんか?
  • もっとシンプルな言い回しができるかも?
  • 数年前の自分に伝えるつもりで書くといいかも
  • 音読してみるといいかも

意識しすぎると、つかれて書けなくなりそうですw

書くことが苦手なのに、ブログを書いている理由はアウトプットのためです
でも、もしかしたら「誰かのお役に立てるかも」という気持ちはモチベーションになります😊