海面が今より低かった氷期末、列島は北(千島‐樺太‐北海道)と西(朝鮮半島‐対馬)に“渡りやすい窓(環境窓)”──すなわち渡海距離が短くなる時期が開きました。遺物群(マイクロブレード等)の分布と海峡の浅瀬化を重ねて見ると、「いつ」「どこから」が立体的に見えてきます。
さらに、沖縄・先島(八重山/宮古)では3万〜2万年前に人が島伝いに到来しています(琉球弧は深い海峡で舟行が前提/南から本土への広域流入規模は未確定)。
特集の層構造
特集ハブ (このページ)→ ノート(個別ノート)
個別ノート
南ルートは島伝いに来れた?(琉球弧→トカラ→九州を島伝いに) 旧石器 琉球
日本列島への到来|氷期末のルート(南ルート)
北ルートはどこを通る?(千島→樺太→北海道) 旧石器 蝦夷
日本列島への到来|氷期末のルート(北ルート)
西ルートはどこを通る?(朝鮮半島→対馬→九州) 旧石器 西海道
日本列島への到来|氷期末のルート(西ルート)
陸橋はどこで生まれた?(海面・棚地形・海峡の浅瀬化) 旧石器 日本横断
日本列島への到来|氷期末のルート(氷期末の海面低下と陸橋…
マイクロブレードはどう拡がった?(東アジア→北海道) 旧石器 蝦夷
日本列島への到来|氷期末のルート(マイクロブレードの拡散…
対応マップ
当サイトの年代ボックス(G)に沿って地図でたどります。本稿は G2/G3を扱います。
地図の見方
- 地図は時代(G)で区切って分割
- 地図のレイヤ(初期ON:03・04・06):表示非表示(ON/OFF)はチェックで切り替え可能
- ピン(またはルート)をクリックすると説明が開きます。情報欄には:
- 場所の概要/比定の確度(A/B/C)
- 関連ノート(下層2)へのリンク
- 特集ハブへのリンク(戻りやすく)
- ピンはノートごとに色を統一(色分け)
詳しくは → 地図の使い方+区分の説明
※ Gや年代は比較しやすくするための目安です(地域差・研究差あり)
G2期とG3期はまとめてG3期に表示
この特集の下層ノートのピンは
#89224F
/##E65233
/#F5A841
/#FEEA80
/#FEEB4F
レイヤーは01/03/04/05です
