『日本書紀』は、天武天皇の勅命で始まった「帝紀・旧辞整理」を土台に奈良朝で完成した天皇中心の漢文史書で、天孫降臨から続く神話的な長い皇統と、律令にもとづく統治システムをセットで描き出すことで、「私たちの王朝は神代から連なる正統な天皇の国であり、中国式の正史にも乗るレベルの律令国家だ」と、内側の人びとにも東アジア世界にも納得させようとした朝廷側の自己物語の中核テキストである。
『日本書紀』:天皇史を再構成した朝廷公式ヒストリー
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おつかれさまでした 🍵
