卑弥呼は、3世紀の倭(日本列島)で活動した女王。宗教的権威を背景に複数の小国を束ね、帯方郡経由で魏と通交して印綬・下賜品を受けた。没後、国内不和を経て壹与が継承する。
クイック情報
| 別名・異表記 | 卑弥呼/卑彌呼 |
| 活動期 | 3世紀前半〜中葉/生涯 生年不詳 〜 248頃 |
| 役割 | 女王共立・魏への朝貢(239・240・243)・印綬下賜 |
| 主な拠点 | 邪馬台国(所在地は北部九州説・畿内説など諸説) |
| 特記事項 | 所在地は未比定。 |
ミニ年表
| 239年 | 帯方郡経由で魏に遣使。詔書・印綬・下賜を受ける。 |
| 240年 | 再度の下賜・官号付与(親魏倭王印綬を含む枠組)。 |
| 243年 | 貢献と下賜の往還が継続。 |
| 248年頃 | 女王死去。内乱後、壹与(とよ)を立てて沈静化。 |
事績(特集へのリンク)
卑弥呼:帯方経由で魏に遣使
239年に帯方経由で魏より印綬・下賜を受け冊封に編入、248年頃の女王交替後も対外ルートは継続。
参考資料
『三国志』魏書「烏丸鮮卑東夷伝(倭人条)」 🇯🇵
