東川王は、三国期の高句麗王(東アジア)。在位中の244年、魏の毌丘倹遠征を受けて丸都城が陥落し、王は東部へ退避したが、その後に体制を立て直す端緒をつくった。
クイック情報
| 活動期 | 227–248(在位期間)/生涯 生年不詳 〜 248 |
| 役割 | 国境危機下の統御(244年の魏遠征対応) |
| 主な拠点 | 丸都城(集安一帯) |
| 特記事項 | 丸都城被災後、体制再建の基礎を残す。 |
ミニ年表
| 227年 | 即位。 |
| 244年 | 魏・毌丘倹の遠征で丸都城が陥落。王は東方へ退避。 |
| 248年 | 崩御。 |
事績(特集へのリンク)
東川王:丸都城放棄と再建
244年、魏軍に丸都城を破られて東方退避、のち復旧に着手するも北東縁秩序が大きく揺らぐ。
参考資料
『三国史記』高句麗本紀(東川王条)/『三国志』魏書「東夷伝・高句麗」
