好奇心の赴くままに。気になったことを、気ままに深掘り

AIを相棒に、WordPressブログを丸ごとサーバー引っ越し

「サーバーの引っ越し」なんて、私には縁のない言葉やと思っていました。
年金暮らしのおばちゃんが、自分のブログのサーバーを別の会社へまるごと引っ越しする——文字にするだけでなんだか難しそうですよね。実際、私もパソコンの専門家ではありません。わからないことだらけでした。
でも、相棒がいました。AIです。
「これ押したら全部消えへん!?」とビクビクしながら、ひとつずつAIに聞いて、確認して、また進んで。そうやって、なんとかゴール目前まで来ることができました。

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なんで引っ越そうと思ったのか

きっかけは、とても現実的な理由でした。お金です。

「毎年サーバー代いくら払ってるんやろ」と明細を見たら、なかなかの金額で。年金暮らしの身には地味に効きます。そこから「もっと安いところはないか」と調べ始めて、行き着いたのが今のサーバー(コアサーバー)でした。今まで1年で13,200円払っていたのが、コアサーバーだと3年で14,040円(この場合は月額390円)になりました。

ちなみに、たくさんあるプランの中からどれを選んだかというと、私が使っているのは「CORE-X」というプランです。正直なところ、プランごとの細かい違いは私にはよくわかりませんでした。なのでここでも相棒のAIに相談して、「あなたのブログの規模ならこれで十分」と勧められたものをそのまま選んでいます。プランの詳しい比較は変わることもあるので、最新の情報は公式サイトで確認してくださいね。

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引っ越しの全体マップ(まず全体像をつかもう)

細かい作業に入る前に、「全体で何をするのか」を一枚の地図にしてみました。これさえ頭に入れておけば、途中で「あれ、今どこやったっけ?」と迷子になりません。サーバーの引っ越しは、じつは家の引っ越しにそっくりなんです。

旧サーバー これまでの住まい 新サーバー コアサーバー ① 家財道具(wp-content) ② 台帳(データベース) ── 運び終わったら、仕上げ ── ③ 住所変更 DNSの切り替え ④ 玄関に鍵 SSL(鍵マーク)

やることは、大きく4つだけ。

  • 家財道具を運ぶ
    新居(新サーバー)には、建物の基本設備にあたるWordPress本体を、新品で取り付けます。旧居から運ぶのは、自分で育ててきた家財道具——記事に使った画像、テーマ、プラグインなど(wp-contentと呼ばれる部分)だけ。
    建物は新居で建て直して、中身だけ持っていくイメージです。ちなみに荷物の運び方には、いったん自分のパソコンに全部ダウンロードしてから新居へアップし直す、という自分を経由する方法もあります。でも私が選んだのは、サーバー同士が直接やりとりして荷物を渡す方法でした(コアサーバーでは「サーバー間コピー」という機能です)。私の家財道具は700MB以上あったので、これを一回パソコンに降ろさずに済んだのは、ほんとに助かりました。速いし、途中で止まる心配も少なかったです。
  • 大事な台帳を運ぶ
    記事の文章や設定がぎっしり詰まった「台帳」(データベース)を運びます。じつはここに、引っ越しでいちばんのポイントがありました。
  • 住所変更届を出す
    DNSというものを切り替えて、読者が新居に来てくれるようにします。これがいわば「住所変更届」。詳しい中身は次の作業パートで。
  • 玄関に鍵をつける
    SSLというものを設定して、あの「鍵マーク(https)」を出します。新居の玄関にちゃんと鍵をつける、最後の仕上げです。

💡ここがポイント:台帳(データベース)がやたら重い原因!!

原因は記事の下書き履歴。ワードプレスは親切なことに、記事を保存するたびに「過去のバージョン」を自動で全部とっておいてくれます(これをリビジョンといいます)。便利なんですが、何年も書いていると、これが台帳の中にぎっしり溜まっていく。私の場合、記事本体が入っている棚が、なんと1300MB超えにまで膨れ上がっていました。「やたら重い」原因は、もう使わない古い下書き履歴だったんです。

しかも、ただ「重い」だけが問題ではありませんでした。
じつは引っ越し先のサーバーには、「一度に運び込める荷物の大きさはここまで」という受け入れ上限があります。台帳が分厚すぎると、この上限に引っかかって、そもそも新居に運び込めないんです。トラックに積みきれずに玄関先で立ち往生、みたいなイメージですね。


そこで、古い履歴(リビジョン)をごっそり整理したら——棚が14MBまで、一気にスリムになりました。同じ中身なのに、約90分の1。これで受け入れ上限の中にすっぽり収まって、すんなり運び込めました。

「引っ越し代行(自動の移行サービス)」を使う手もあったのに、なぜ私が手作業を選んだか。正直に言うと、仕組みを勉強したかったからです。自分のブログの中身が、どこに何があってどうつながっているのか——一度この手で触っておけば、この先トラブルがあっても怖くない。そう思ったんです(あと、相棒のAIがいれば何とかなる気もしていました😅)。

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いざ、お引っ越し作業 (自分のPCだけ先に新居を見られる魔法)

家財道具(ファイル)と台帳(データベース)を新サーバーに運び終えました。でも、ここで大きな不安がよぎります。
「ちゃんと引っ越せてる? 表示が崩れてたりせえへん?」
普通に考えると、これを確かめる方法は「住所変更届(DNS)を出して、世界中からのアクセスを新居に切り替えてから見てみる」しかなさそうですよね。でもそれだと、もし失敗してたら、その瞬間から読者全員に壊れたページを見せてしまう。怖すぎます。

ところが——引っ越しで一番怖い「失敗のまま全公開」を、まるごと回避できる「おー!」となる魔法がありました。


自分のPCにだけ、こっそり「新しい住所」を教えておく方法があるんです。

たとえるなら、こういうことです。新居の鍵はもう受け取った。でも、役所への住所変更届(郵便屋さんや世間に知らせるやつ)はまだ出していない。世間的には、まだ私は旧居に住んでいることになっている。でも私だけは、自分のメモ帳に「新しい住所はこっち」と書いておいて、自分の足で新居を下見できる——そんなイメージです。

このメモ帳にあたるのが「hostsファイル」というもの。自分のパソコンの中にある小さな住所録で、ここに「koro-koro.com は新サーバーにあるよ」と書いておくと、自分のPCだけがその新住所を見にいってくれます。世間のアクセスは旧居のまま、自分だけ新居を下見。
おかげで私は、本番の切り替え前に、新サーバーで自分のブログがちゃんと表示されるかを、誰にも見られずにじっくり確認できました。崩れていないか、画像は出ているか、リンクは生きているか。下見でOKを出してから、はじめて住所変更届(DNS)を出す。この順番なら、読者に壊れたページを見せる心配がありません。


下見(hostsファイル)で「新サーバー、ちゃんと表示されてる!」と確認できたら、いよいよ本番。世界中からのアクセスを、新居に切り替えます。これが「住所変更届を出す」=DNSの設定変更です。
具体的に何をしたかというと、住所録の「番地」を書き換えました。
ブログの住所録には、「koro-koro.com に来たお客さんを、どの建物(サーバー)へ案内するか」が書いてあります。その案内先として、サーバーには一軒ずつ「番地」にあたる番号(IPアドレスといいます)がついているんです。引っ越し前は旧サーバーの番地が書いてあったので、これを新サーバーの番地に書き換える。この「番地の書き換え」が、Aレコードの変更と呼ばれるもので、旧サーバーの管理画面を開いて、そこで番地を新居のものに書き換えました。「koro-koro.com も、www付きも、ぜんぶ新しい番地へ」と。これで、世間からのアクセスがいっせいに新居へ向かうようになります。

💡下見が終わったら、メモ帳(hostsファイル)の書き込みは消しておきましょう。消し忘れると、世間が新住所に切り替わったあとも、自分のPCだけ古いメモを見続けてしまって混乱のもとになります。

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引っ越しのおまけ(表札代が、ずっとタダになる仕組み)

引っ越し作業そのものは、前の章でゴールが見えました。でも、調べていく中で、もうひとつ「おー!」が待っていたんです。それが、ブログの住所そのもの——koro-koro.com という「表札」のお話です。


ブログには、サーバー(住む建物)とは別に、ドメイン(表札・住所)というものがあります。「koro-koro.com」みたいなやつですね。この表札、じつは毎年いくらか「更新料」を払って維持しているんです。地味だけど、ずっと続く固定費です。

ところが。サーバー会社の中には、「うちと長くお付き合いしてくれるなら、その表札の更新料、ずーっと無料にしますよ」という仕組みを用意しているところがあるんです。ただし、タダにするには、ちょっとした手続きが必要でした。それが「ドメイン移管」です。


これもたとえ話で説明しますね。これまで私の表札は、ある会社(ここではA社としておきます)が管理してくれていました。その表札の管理を、新しい大家さん(コアサーバー)と同じグループの会社へ「お引っ越し」してもらう。すると新しい大家さんが「うちの店子さんやね、表札代はサービスしときます」と、面倒を見てくれるようになる——そういう仕組みなんです。

この「表札の管理を引っ越す」のが、ドメイン移管。建物の引っ越し(サーバー移転)とは別の手続きなので、私も最初は「ややこしいな?」と身構えました。でも、やることは大きく2つだけ。

  • 今の管理会社から、引っ越しの許可番号(認証コード)をもらう
  • 新しいグループの会社に「移してきました」と申し込む


この2ステップを順番に進めるだけで、思っていたほど難しくはありませんでした。

💡無料になる条件(契約期間など)や手続きの細かいところは、変わることもあります。正確な最新情報は、かならず公式サイトで確認してくださいね。私が「タダになった!」と喜んでいる条件と、あなたの場合が同じとは限らないので、そこだけは念のため。


さて、ここまで「新しいグループの会社」とぼかしてきましたが、私の場合の具体的な組み合わせをお話しします。
表札の管理を移した先が「バリュードメイン」、建物を借りているのが「コアサーバー」。この2つ、じつは同じグループ(GMO系)の兄弟会社なんです。さっきのA社から、このバリュードメインへ表札の管理を引っ越した、というわけですね。
だから、表札の管理をバリュードメインに、建物をコアサーバーに——と系列でそろえると、「うちでまとめてくれてるお客さんやね」ということで、表札の更新料がずっと無料になる。私が「タダになった!」と喜んでいたのは、この仕組みのおかげでした。
建物代(サーバー)が安くなって、表札代(ドメイン)まで永久にタダ。これが、引っ越しのうれしい「おまけ」だったんです。

私が実際にお世話になっている建物(サーバー)が、こちらです 👇

CORESERVER(コアサーバー)公式サイト

おわりに:素人が絶対に触らない場所を、AIと触れた話

今回の引っ越しで、私はいくつも「これ、ほんまに私がやってええの?」という場所に踏み込みました。


たとえば、台帳(データベース)の中身を整理するとき。これ、phpMyAdminという専門の道具を開いて、SQLという命令文を直接書き込んで操作するんです。ひと昔前なら、こんなもの、素人が解説サイトを必死に調べたところで、まず手も足も出ませんでした。一文字打ち間違えただけで台帳が壊れる、みたいな世界ですから。


それから、自分のPCのhostsファイル。これはパソコンの奥のほうにある、本来なら専門家以外は一生触らないようなファイルです。場所もわかりにくいし、開くにも特別な許可がいる。


そんな「絶対に触らない場所」を、今回ぜんぶ触れたんです。なぜか。AIが、私の環境に合わせて、手取り足取り教えてくれたからです。今の状況を伝えると、私の場合にぴったりの答えを返してくれる。SQLの命令文も、hostsに書く中身も、出てきたものを確認して、こわごわ実行する。それだけで、専門家しか入れなかった部屋の扉が、するっと開いたんです。サーバーの引っ越しが安く済んだこと以上に、私はこの体験そのものに、いちばん「おー!」となったのかもしれません😊

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍵