WordPressでブログを始めると、「SEO対策しなきゃ」とよく聞きます。でも、いざ調べると専門用語ばかりで、どっと疲れますよね。そんな初心者の強い味方が、「SEO SIMPLE PACK」という無料プラグイン。
名前のとおりシンプルで、日本製だから設定画面もぜんぶ日本語。むずかしいことはこれ一つにお任せできます。この記事では、私が実際にやっている設定を見せながら、「最低限ここだけ整えればOK」という部分を、やさしく解説します。
やることは、たった「守り」と「攻め」の2つだけです。
SEO SIMPLE PACKって何?なぜコレを選ぶの?
SEOのプラグインには、いろいろな種類があります。なかには多機能すぎて、初心者には設定項目が多すぎるものも。あれこれ設定できる反面、「どこを触ればいいの?」と迷子になりがちです。
その点、SEO SIMPLE PACKは必要な機能だけに絞られていて、軽い。サイトを重くする心配も少なく、「これ一つで、SEOの土台がちゃんと整う」——初心者には、この安心感がいちばんです。
日本の開発者が作っているので、設定画面も説明もぜんぶ日本語。英語のプラグインで手が止まった経験がある方こそ、これがおすすめですよ。
インストールと有効化
導入は、とてもかんたんです。WordPressの管理画面から「プラグイン → 新規追加」で「SEO SIMPLE PACK」を検索して、インストール・有効化するだけ。難しい初期設定ウィザードのようなものもありません。
有効化すると、管理画面のメニューに「SEO PACK」という項目が増えます。設定は、基本的にこの中でおこないます。では、さっそく中身を見ていきましょう。
守りの設定:薄いページを検索から隠す
まず一つめは「守り」。これは、中身のうすいページを、検索結果に出さないようにする設定です。
「え、せっかくのページを検索に出さないの?」と思いますよね。でも、これが大事なんです。
たとえば、タグ別・日付別に記事を自動でまとめただけのページ。これらは中身が薄かったり、他のページと内容がかぶったりしがちです。こういう「うすいページ」が検索にたくさん出てしまうと、サイト全体の評価がぼやけてしまうことがあります。だから、あえて検索から隠して、本当に読んでほしい記事に評価を集中させるわけです。
家にたとえるなら、お客さんを通す応接間だけをきれいに見せて、物置や廊下はそっと隠しておくイメージですね。
SEO PACKの「投稿ページ」などの設定で、私は実際に次のページを「インデックスさせない(noindex)」にしています。
- Feed(フィード)ページ … 隠す
- メディアページ … 使用しない
- カテゴリー/タグのアーカイブ … 隠す
- 日付/著者のアーカイブ … 隠す
- カスタム投稿タイプのアーカイブ … 隠す
初心者の方は、まずこのあたりを隠しておけば十分です。設定は「はい/いいえ」のスイッチを切り替えるだけなので、むずかしくありません。
攻めの設定:シェアされたときの「看板」をつくる
二つめは「攻め」。ここがSEO SIMPLE PACKの、じつは一番おいしいところです。
みなさん、記事のリンクをSNS(XやLINEなど)で見かけたとき、タイトルと画像がカードのようにきれいに表示されるのを見たことがありますよね。あれを「OGP」といいます。この「シェアされたときの見た目」を整えるのが、攻めの設定です。
じつは私、最初は「自分でSNSを使わないし、関係ないかな」と思っていました。でも——ここで大事なことに気づいたんです。
シェアするのは、自分ではなく読者かもしれない。
「この記事いいな」と思った読者が、お友達にLINEで送ってくれる。そのとき、看板になる画像がないと、リンクがのっぺらぼう(画像なしの寂しい見た目)になってしまうんです。逆に、ちゃんと画像が出れば、パッと目を引いて、読んでもらえる可能性が上がります。
だから、SNSを使わない人こそ、「読者が紹介してくれたときのために」看板を用意しておく——これが大切なんですね。
やることは、基本設定タブの「og:image」に、サイトの顔になる画像を1枚登録するだけ。サイズは1200×630pxが目安です。私は、サイトのイメージに合った一枚を設定しました。
💡 記事ごとにアイキャッチ画像を設定していれば、その記事をシェアしたときは、ちゃんとアイキャッチが優先して表示されます。ここで登録する「og:image」は、アイキャッチを付け忘れた記事や、トップページがシェアされたときの”予備の看板”。1枚入れておくだけで、のっぺらぼうを防げます。
なお、同じ画面にある「Facebook」「Twitter」の細かい設定(アプリIDなど)は、特に使う予定がなければ、デフォルトのままで大丈夫。ここで気負う必要はありません。
サーチコンソールと握手させる
最後に、もう一つだけ大事な設定を。「ウェブマスターツール認証コード」の欄です。
これは、Googleの無料ツール「サーチコンソール」と、自分のサイトを握手させるための設定です。ここに認証コードを入れておくと、Googleに「このサイトは私のものですよ」と伝えられて、検索でどう見られているかを確認できるようになります。SEOの第一歩として、ぜひやっておきたい設定です。
💡 認証コードの取り方や、サーチコンソールの始め方は、こちらの専用ページでやさしく解説しています。
【WordPress】サーチコンソールの始め方|登録から連携までやさしくSEOの土台づくり、いよいよ仕上げです。ここまでで「守り(SEO SIMPLE PACK)」と「地図(XML Sitemap)」を整えてきました。最後の相棒は、…
※まずはサーチコンソールとの握手だけ済ませておけば、第一歩としては十分ですが、すぐ隣には「Googleアナリティクス」(サイトへの訪問者数などを分析するツール)を連携する欄もあり、もし使うなら、ここで同じように握手させることができます。
まとめ:SEO SIMPLE PACKは、この3つでOK
むずかしそうに見えて、やることはシンプルだったのではないでしょうか。
- 守り … 薄いページ(タグ・日付など)を検索から隠す
- 攻め … シェアされたときの看板(OGP画像)を用意する
- 握手 … サーチコンソールの認証コードを入れる
この3つを整えておけば、SEO SIMPLE PACKの初期設定はばっちりです。あとは、良い記事をコツコツ書いていくだけ。土台ができていれば、その努力もちゃんと実を結びやすくなりますよ。
そして、SEOの土台をつくるうえで、もう一つ大事な相棒がいます。「書いた記事を、Googleにすばやく知らせる」ための地図——XML Sitemapです。こちらも、次の記事でやさしく解説しますね。
あわせて読みたい:XML Sitemap & Google News の設定


