CSSアニメーションの備忘録

CSSアニメーションを、しばらく使ってないと忘れてしまう😂

目次
  1. アニメーションとトランジション
  2. アニメーション
    1. アニメーションのプロパティ
    2. アニメーションのプロパティを設定
    3. キーフレーム
  3. トランジション
    1. トランジションのプロパティ
  4. transformプロパティ
    1. transform関数
    2. transform-originプロパティ

アニメーションとトランジション

アニメーションは、スタイル設定を変化させることができ、「繰り返しの設定」や「開始前・終了後の状態の設定」もできます
キーフレーム(@keyframes)に、アニメーションの流れを設定します

トランジションは、状態が変化するとき(例えば「ホバーされたとき」や「フォーカスが当たったとき」「JavaScriptのイベントが発生したとき」など)に「どのように変化するか」を設定します
「繰り返しの設定」や「開始前・終了後の状態の設定」はできません

アニメーションとトランジションのプロパティです
アニメーショントランジション
一括指定のプロパティanimationtransition
対象を指定animation-nametransition-property
長さanimation-durationtransition-duration
始めるまでの時間animation-delaytransition-delay
加速曲線animation-timing-functiontransition-timing-function
繰り返す回数animation-iteration-count
完了時の状態animation-direction
再生の前後のスタイルanimation-fill-mode
再生中か一時停止かanimation-play-state 

アニメーション

  1. アニメーションさせたい要素に、「animation:で一括指定」または「プロパティを1つずつ設定」
  2. キーフレーム(@keyframes)でアニメーションの流れ(アニメーション可能なプロパティと値)を設定します
/*
アニメーションさせたい要素(p)に
animation-nameとanimation-durationを一括指定 
*/
p {
  animation: 3s traffic-light;
}

/*
キーフレーム
0%(開始)は color: blue
50%(中間)は color: yellow
100%(終了)は color: red
*/

@keyframes traffic-light {
  0% {
    color: blue;
  }
  50% {
    color: yellow;
  }
  100% {
    color: red;
  }
}

アニメーションのプロパティ

animation-name
@keyframes に設定する名前をつけます
任意の名前をつけます
(英文字aからz・数字0から9・「 _ 」・「 – 」が使えます)
animation-duration
1回のアニメーションの時間を設定します
単位は「s(秒)またはms(ミリ秒)」
初期値は「0」です(アニメーションしない)
animation-timing-function
アニメーションの進め方(加速曲線)を設定します
初期値は「ease」です
linear:等しい速度
ease : 中央に向けて加速し、最後に向けて減速
ease-in : ゆっくり始まり、加速
ease-out : 速く始まり、減速
ease-in-out : ゆっくり始まり、速度を上げ、また減速
cubic-bezier(p1, p2, p3, p4) : 二次元ベジェ曲線を定義(*p1とp3は0から1のあいだ)
steps(n, ): カクカクした動き 詳細リンク
animation-delay
始めるまでの遅延時間(オフセット時間)を設定します
単位は「s(秒)またはms(ミリ秒)」
初期値は「0」です
負の数:例えば「-1s」だとすぐに「始まって1秒の時点の状態」から始まります
animation-iteration-count
アニメーションを繰り返す回数を設定します
初期値は1(1回)
一部再生は可能(例えば、半分は0.5)
infinite : 無限に繰り返す
animation-direction
アニメーションを「折り返すか」「初回はどうするか」を設定します
初期値は「normal(毎回、最初から)」
normal: 毎回、最初の状態(0%)から
reverse : 毎回、逆(100%)方向から
alternate : 毎回 、折り返す(初回は最初の状態「0%」から)
alternate-reverse : 毎回 、折り返す(初回は逆方向「100%」から)
animation-fill-mode
アニメーションの「実行の前後」に「どのスタイルを適用するか」を設定します
初期値は「none」
none: キーフレームの状態を適用しない
forwards : 実行後は、キーフレームで設定された最後の状態を保持します
backwards : 実行前は、キーフレームで設定された最初の状態を保持します
both : 実行前と実行後の両方ともキーフレームで設定された値を保持します(forwardsとbackwardsを両方設定した状態)
animation-play-state
「一時停止」「再開」を設定します(JavaScriptで制御)
「停止したアニメーションを再開」すると「停止した位置」からアニメーションが始まります
初期値は「running」
running : 現在実行中
paused : 現在停止中
備考「animation-direction」の設定別、「animation-fill-modeのforwards 」で適応されるキーフレーム
(繰り返し方別のアニメーションの最後の状態は?)
  • normal:最後のキーフレームは、100%(to)
  • reverse:最後のキーフレームは、0% (from)
  • alternate 偶数:最後のキーフレームは、0%(from)
  • alternate 奇数:最後のキーフレームは、100% (to)
  • alternate-reverse 偶数:最後のキーフレームは、100% (to)
  • alternate-reverse 奇数:最後のキーフレームは、 0% (from)
備考「animation-direction」の設定別、「animation-fill-modeのbackwards」で適応されるキーフレーム
(繰り返し方別、アニメーションの最初の状態って?)
  • normal または alternate:最初のキーフレームは、0% (from)
  • reverse または alternate-reverse:最初のキーフレームは、100% (to)

アニメーションのプロパティを設定

「animationプロパティ」で、一括指定(省略されたプロパティは初期値」が設定されます)
animation: 3s ease-in 1s infinite reverse both running hoge;
各プロパティの初期値
  • animation-name: none
  • animation-duration: 0s
  • animation-timing-function: ease
  • animation-delay: 0s
  • animation-iteration-count: 1
  • animation-direction: normal
  • animation-fill-mode: none
  • animation-play-state: running
複数の値も設定できます
「複数のアニメーションに共通の設定」「複数のアニメーションに別々の長さや繰り返し回数など」を適用したい時に便利
*「設定された値の個数」がプロパティで異なるときは、それぞれのプロパティで「値」はローテーションされます
/* 一つの規則 */
animation-name: hoge1, hoge2, hoge3;
animation-duration: 2.5s;
animation-iteration-count: 2;

/* 別々の長さや繰り返し回数 */
animation-name: hoge1, hoge2, hoge3;
animation-duration: 2.5s, 5s, 3s;
animation-iteration-count: 2, 1, 3;

キーフレーム

  • 「 animation-nameプロパティ」で指定したものと同じ名前がついた「@keyframes」を作成します
    *同じ名前が複数あるときは、最後に宣言されたものが使用されます
  • 「0% { }」はアニメーション開始時の状態
    「100% { }」はアニメーション終了時の状態
    中間の状態も、複数「%」で設定できます
    また、「0%はfrom」「100%はto」と書くことができます
  • 「0%(from)」が設定されていないときは「既存のスタイル」が開始時の状態です
    「100%(100%)」が設定されていないときは「既存のスタイル」が終了時の状態です
  • 「アニメーション可能なCSSのプロパティ」を、複数指定することができます
/* 
animation-nameにhogeを指定
*/
p{
  background:red;
  animation: hoge 10s linear forwards;
}
/* 
hogeに対して
アニメーション可能なプロパティ
opacityとwidthを設定
*/
@keyframes hoge {
  0%{
    opacity:0;
    width: 0%;
  }
  50%{
    opacity:1;
    width: 100%;
  }
  100%{
    opacity:0;
    width: 0%;
  }
}

トランジション

トランジションは、「要素」の「状態が変わるとき」の変化を定義するためのものです
「状態が変わるとき」とは、例えば「ホバーされたとき」「フォーカスが当たったとき」「JavaScriptのイベントが発生したとき」などです

  1. 「要素」に「transition:で一括指定」または「プロパティを1つずつ設定」
  2. 「状態が変化した時の要素」に、スタイルを設定します
/* 
buttonクラスがついた「要素」に
transition-property
transition-duration
transition-timing-functionを一括指定 
*/
.button {
  color: #fff;
  background-color: #333;
  transition: all 1s ease-out;
}

/* 
buttonクラスがついた「要素」が
ホバーされた(状態が変化した時の要素)ときの
色と背景色を設定
*/
.button:hover{
  color: #333;
  background-color: #fff;
}

トランジションのプロパティ

*アニメーションの「duration・timing-function・transition-delay」と同じです

transition-property
トランジション効果を適用する 「CSSプロパティ」を指定します
初期値 は「all」です
none : どの「CSSプロパティ」もトランジションを行いません
all : 可能なすべての「CSSプロパティ」で、トランジションを行います
CSSプロパティ名:「このCSSプロパティ」で、トランジションを行います
transition-duration
完了するまでの時間を設定します
単位は「s(秒)またはms(ミリ秒)」
初期値は「0」です
transition-timing-function
進め方(加速曲線)を設定します
初期値は「ease」です
linear:等しい速度
ease : 中央に向けて加速し、最後に向けて減速
ease-in : ゆっくり始まり、加速
ease-out : 速く始まり、減速
ease-in-out : ゆっくり始まり、速度を上げ、また減速
cubic-bezier(p1, p2, p3, p4) : 二次元ベジェ曲線を定義(*p1 とp3 は 0 から 1のあいだ)*下の画像を参照
steps(n, ) : カクカクした動き
transition-delay
始まるまでの遅延時間を設定します
単位は「s(秒)またはms(ミリ秒)」
初期値は「0」です
負の数:例えば「-1s」だとすぐに「始まって1秒の時点の状態」から始まります
「timing-functionのcubic-bezier」の値は、「Chromeの開発者ツール」で確認できます
  1. Chromeの開発者ツール

    「timing-function」を設定した要素に表示される「アイコン」をクリックします

参考

transformプロパティ

アニメーション可能なCSS のプロパティはたくさんありますが、「transformプロパティ」は特によく利用されます
「transformプロパティ」は「回転」「拡大縮小」「傾斜」「移動」することできます
*インライン要素は対象外

transform:<transform関数>の値 を設定します
transform関数の値は、「半角スペース区切り」で複数設定もできます
*ちなみにtransform: none;は「何も適用しない」です

.box{
transform:rotate(90deg) translate(200px) 
}

(余談)「transformを設定した要素」の 「子要素でz-indexが効かなかい」ときは、「transformを設定した要素」が「z-index:0;」の扱いになっていることが原因です
詳しくは、重ね合わせコンテキスト

transform関数

  • 「X軸」横方向、起点から「左方向はマイナス」「右方向はプラス」
  • 「Y軸」縦方向で、起点から「上方向はマイナス」「下方向はプラス」
  • 「Z軸」奥行きで、起点から「奥はマイナス」「手前はプラス」
X/Y/Z軸
2D
translate(X方向の距離, Y方向の距離)
設定された距離だけ要素が移動します
*値が1つのときは、Yは0です
%で設定したときは、「Xが100%は要素の幅」「Yが100%は要素の高さ」です
translateX(X方向の距離)は、水平方向の移動
translateY(Y方向の距離)は、垂直方向の移動
rotate(a)
形を崩さずに回転(正の数が時計回り)
aは角度(deg)などで設定します
初期値では要素の中央を中心に回転します
*「transform-originプロパティ」で中心点を変更できます
rotateX(a)は、横座標 (水平軸ー) の周りを回転、正の数は時計回り(正面奥回り)です
rotateY(a)は、縦座標 (垂直軸|) の周りを回転、正の数は時計回り(正面左回り)です
scale(sx, sy)
要素の拡大と縮小
2つ目を省略できます(scale(1)が等倍で「1.5は要素1.5倍」「0.5は要素0.5倍」これしか使ったことないw)
2つ目を省略しない場合、sx, syが等しいときに要素の形が保たれます
負の値では点対称化されるそうですw(とりあえず180度回転する)
scaleX(s) は 横に拡大や縮小します(scale(sx, 1)と同じ、負の値は水平軸で線対象:折り紙を上から下に折る感じw)
scaleY(s) は 縦に拡大や縮小します(scale(1, sy)と同じ、負の値は水直軸で線対象:折り紙を右から左に折る感じw)
skew(X方向の角度, Y方向のの角度)
要素の傾斜(一定の角度につまんで引っ張ったよう傾斜)
*値が一つのときは、同じ角度になります
aは角度(deg)などで設定します
skewX(a)は、縦は固定で横に引っ張る
skewY(a)は、横は固定で縦に引っ張る
*3Dはありません
translate(X, Y)・translateX・translateY・translateZ
translate
rotate・rotateX・rotateY・rotateZ
rotate
scale(sx, sy)のイメージ、かなりあやふや💦
scale(sx, sy)
scale(sx, sy)
3D

3Dでは
親要素に対して次の2つのプロパティを設定します
transform-style: preserve-3d;
perspective: 数値px;

(余談)「perspective-originプロパティ」を設定すると、ユーザーの視点を変更できます(斜めから画面を見るなど)

「perspectiveの値」は、例えば500pxであれば、ユーザーが画面から500px離れた位置にいます
画面の原点はz=0です
要素がz軸に対して、500pxより大きな値で変形した場合は、ユーザーを通り越してしまい「要素は表示されません」

*「transform関数のperspective(数値px)」を対象要素に設定することもできます(例 transform: perspective(800px); )

「perspectiveプロパティ」は「親要素」に設定
transform関数のperspective()」は「要素自体」に設定します

平行移動
translateZ(Z方向の距離)
translate3d(tx, ty, tz)
回転
rotateZ(a)
rotate3d(x, y, z, a)
拡大縮小
scaleZ(a)
scale3d(sx, sy, sz)

transform-originプロパティ

transform: rotate()を使うときの参考

transform-originは、rotate(回転)の回転の中心点を変更することができます(*scaleが負の値のときの回転の原点にもなります)
*transform-originを設定しないときは、「要素の中央」を中心に回転します

transform-origin:(X方向の値 Y方向の値)を設定します
(「マイナス」や「%」でも設定できます)
*値が1つのときは、Y方向は「center」とみなされます
2Dの回転では要素の左上を起点(0 0)として値を設定します

また、「top・ bottom・ left・ right ・center」といったキーワードがつかえます

transform-origin起点
上の画像の青い点を中心に回転するとき
transform-origin: 100px 100px;;
余談

「transform」などで、「ベンダープレフィクス」が必要な場合があります

*「ベンダープレフィクス」とは、「一部のプロパティや値の機能を動作させる」ために必要な「そのプロパティや値の先頭につけるブラウザごとの印」です
「一部のプロパティや値の機能」とは、各ブラウザが先行実装している「CSS3で採用される予定の機能」です

「VS Code」の拡張機能「Autoprefixer」で「ベンダープレフィクス」をつける方法
  1. 実行したいファイル上で「Shift+Command(WindowsはCtrl)+ P」を押して検索バーを開く
  2. 「au」で検索して「Autoprefixer: Run」を選択します