朝鮮王朝が舞台のドラマが面白くてハマりました
せっかくなので「王様順に歴史背景を調べて」ブログにしました😊
主に「Prime Video」と「Prime Videoチャネル」で配信されているドラマと映画です
寝る間を惜しんでみたドラマには「⭐️」をつけました
*配信スケジュールは変更されます
「李氏朝鮮王朝」は高麗の次の王朝
1392〜1897年
*1910年8月まで大韓帝国として存続
王様は27人です
- 目次
初代ー太祖テジョ(イ・ソンゲ)
在位6年
高麗の武将です
鄭道伝(チョン・ドジョン)と共に朝鮮王朝を建国(初代国王)
73歳で亡くなります
第2代ー定宗チョンジョン(イ・パングァ)
初代王太祖(イ・ソンゲ)の次男
在位2年
王位につく意志はなかったようです(長男は病死)
62歳で亡くなります
第3代ー太宗テジョン(イ・バンウォン)
初代王太祖(イ・ソンゲ)の五男
在位18年
野心家で、父の太祖(イ・ソンゲ)を助けて朝鮮王朝の建国
しかし、世子になった腹違いの弟(太祖の八男イ・バンソク)や鄭道伝(チョン・ドジョン)などを斬殺
父の太祖を退位させます
兄の定宗(イ・パングァ)を王位につけた後、兄(太祖の四男)が起こした政変を鎮圧して、第3代国王に
55歳で亡くなります
六龍が飛ぶ ⭐️
高麗末期の名将イ・ソンゲの五男として生まれたイ・バンウォン
師匠チョン・ドジョン・プニ・タンセ・ムヒュルと出会い新しい国家を築きます
実在した主な登場人物
- イ・ソンゲ
初代国王 - チョン・ドジョン
建国功臣 - イ・バンウォン
第3代王となる(主役) - 圃隠(ポウン)
建国に反対した儒学者 - 趙英珪(チョ・ヨンギュ)
李芳遠(イ・バンウォン)の部下
*実在した人物、史実では李氏朝鮮の大臣になって病死したそうです
架空の主な登場人物
- プニ
イ・バンウォンが生涯愛した女性、貧しい村人のリーダー的存在 - イ・バンジ(タンセ)
プニの兄で悲しみ怒りに耐えながら朝鮮随一の剣士に - ムヒュル
家族のため出世したくて剣士になりイ・バンウォンに仕えます
お調子者でやさしい人 - ヨニ
イ・バンジが生涯愛した女性でチョン・ドジョンに協力する間者
余談:同じ監督の『緑豆の花』13話でムヒョルと師匠ホン・デホンが登場して「東方双龍24手」を披露
『緑豆の花』は朝鮮王朝末期・東学党の乱をベースに兄弟の運命を描いたドラマです
イニョプの道
功臣の父を持つ才色兼備のお嬢様イニョプ
父は謀反の罪を着せられ処刑されます
イニョプは奴婢の身分となり親友ユノクの家の使用人として働くことに…
実在した主な登場人物
- 初代国王太祖(テジョ)
- 第3代国王太宗(テジョン)
架空の登場人物
- イニョプ
建国の功臣の父が陰謀により処刑されイニョプは奴婢へ転落 - ムミョン
奴婢で下男頭をしていますが高麗再興を目指す地下組織の一員です
実は… - クク・ユ
イニョプの父
初代国王(イ・ソンゲ)と一緒に朝鮮王朝を作った重臣という設定 - ウンギ
イニョプと結婚の約束をした名家の御曹司
第4代ー世宗セジョン(イ・ド)
第3代太宗(イ・バンウォン)の三男
太宗が問題児の長男(譲寧大君)ではなく三男の世宗に譲位
太宗が亡くなるまでの4年間は太宗が実権を握っていた
在位32年
世宗は文字の読めなかった国民のためにハングル文字を作った王様
最高の聖君と評価されています
53歳で亡くなります
世宗と王妃(昭憲王后)の息子たちはのちに殺し合うことに
昭憲王后は争いを見ることなく52歳で亡くなり、その後世宗に王妃はいません
根の深い木
ハングル誕生をめぐる物語です
実在した主な場人物
- 世宗(イ・ド)
第4代王 - 太宗 (イ・バンウォン)
第3代王 - 広平大君(イ・ヨ)
世宗(イ・ド)の五男 - 昭憲王后(ソホンワンフ)
世宗の王妃
王妃の親族が力を持つことを恐れた「太宗」により父をはじめ一族の多くが処刑される - 集賢殿(チッピョンジョン)の学士の方々
鄭麟趾(チョン・インジ)・成 三問(ソン・サンムン)・朴彭年(パク・ペンニョン) - 趙末生(チョ・マルセン)
太宗の腹心だった重臣 - 黄喜(ファン・ヒ)
領議政(総理大臣のような役職)
架空の登場人物
- チェユン(トルボク)
世宗への復讐から王宮に入る
世宗から連続殺人事件の捜査を任される - ソイ
トルボクの幼なじみで、幼い頃のトラウマから口がきけません
女官となり、ハングルを作るため世宗に仕える - ムヒョル
世宗の護衛武官で朝鮮随一の剣の達人 - イ・バンジ
チェユンの武術師匠でムヒュルが唯一敗れた剣士
「六龍が飛ぶ」と「根の深い木」は同じ脚本家で同じ俳優さんが多数出演
両方に「架空人物(ムヒョルとイ・バンジ)」や「密本(秘密結社)」が登場
「六龍が飛ぶ」の最終回は「根の深い木」に続くイメージです
「六龍が飛ぶ」⇨「根の深い木」と順番に鑑賞するのがおすすめです😊
「密本」は実在しませんが
「根の深い木」でその党首は「実在した鄭道伝の甥」という設定です
「六龍が飛ぶ」で「鄭道伝」が「密本」を結成して「鄭道伝の甥」もワンシーンに登場します
他のドラマでもたびたび登場する悪役イメージの「ハン・ミョンフェ」
根の深い木のワンシーンで「密本」の一員だった〜!!
ポンダンポンダン 王様の恋
数学が苦手な高校3年生のダンビが朝鮮時代にタイムスリップ
世宗に数学を教えて恋をする物語
実在した主な場人物
- 世宗(イ・ド)
第4代王 - 昭憲王后
世宗の王妃 - 黄喜(ファン・ヒ)
領議政
映画「世宗大王 星を追う者たち」
世宗と奴婢から官職についた科学者チョン・ヨンシルとの絆を描いた映画
映画「私は王である!」
世宗の王子時代を描くコメディー
太宗から王位継承者を命じられ「国王になりたくない〜」と宮殿から逃げます
身分を変えて社会を経験する物語
第5代ー文宗ムンジョン(イ・ヒャン)
第4代世宗の長男
在位2年
原因不明の病で38歳で亡くなります
第6代ー端宗タンジョン(イ・ホンウィ)
第5代文宗の長男
11歳で即位
在位3年
叔父の首陽大君(のちの第7代王:世祖)の陰謀により上王になる
16歳で薬殺刑で亡くなります
第7代ー世祖セジョ:首陽大君(イ・ユ)
第4代世宗の次男
野心家でクーデター(癸酉靖難)を起こし王座に
在位13年
王座についてまもなく長男の「懿敬世子」が病で亡くなる
晩年はハンセン病に侵され、次男に王位を譲った直後51歳で亡くなります
幼い第6代王端宗が即位したとき「首陽大君のグループ」と「金宗瑞(キム・ジョンソ)と安平大君(世宗の三男)のグループ」で対立します
首陽大君の王座略奪の貢献者が「ハン・ミョンフェ」です
端宗の復位を計画し処刑された6人の忠臣のことを「死六臣(サユクシン)」と呼びます
かつてハングル文字作成に貢献した「成 三問(ソン・サンムン)や朴彭年(パク・ペンニョン)」は死六臣です
王女の男⭐️
王位を狙うスヤン大君と王の忠臣キム・ジョンソが対立
スヤン大君の娘セリョンとキム・ジョンソの息子スンユが出会います
実在した主な場人物
- 首陽大君(スヤンデグン)
第7代王世祖 - 金宗瑞(キム・ジョンソ)
文宗の忠臣で首陽大君と対立し惨殺されます - 文宗
第5代王 - 敬恵公主(キョンへ王女)
文宗の長女 - チョン・ジョン
キョンへ王女の夫、スンユの親友という設定 - ハン・ミョンフェ
首陽大君の策士
*第9代成宗の時代までハン・ミョンフェとシン・スクチュは権力者 - 申叔舟(シン・スクチュ)
シン・ミョンの父という設定
*首陽大君側についた人 - イ・ホンウィ
第6代王端宗 - 安平大君(アンピョンデグン)
世宗の3男で首陽大君の弟、書家
*安平大君の夢の話を「安堅(山水画家)」が画いた「夢遊桃源圖」は有名 - 錦城大君(クムソンテグン)
世宗の6男で首陽大君の弟
*錦城大君は第3代王太宗(祖父)が殺害した幼い弟(イ・バンソク)の養子となり供養を続けた人 - ユン氏(貞熹(チョンヒ)王后)
首陽大君の正室、セリョンの母
*第8代睿宗(次男)と第9代成宗(孫)の摂政になった人
架空の登場人物
- イ・セリョン
首陽大君の長女、スンユを一途に愛しています - キム・スンユ
キム・ジョンソの息子、首陽大君への復讐心とセリョンへの思いで苦悩します
*金宗瑞(キム・ジョンソ)の3男の名前は金承琉(キム・スンユ)!? - シン・ミョン
シン・スクチュの息子、漢城府の判官、スンユの親友でしたが首陽大君につきます
*シン・スクチュの次男の名前はシン・ミョン!?
「王女の男」では死六臣をモチーフにしたワンシーンがあります
首陽大君の側近、申叔舟(シン・スクチュ)が拷問されているのを眺めているのですが…
申叔舟(シン・スクチュ)もハングル作成に尽力した成 三問や朴彭年達の仲間だったそうです😤
*ちなみに「根の深い木」に登場し、ハングル作成に尽力した鄭麟趾(チョン・インジ)も首陽大君側についたようです
余談
安平大君の要請で「安堅(山水画家)」が書いた「夢遊桃源図」には安平大君・申叔舟(シン・スクジュ)・金宗瑞(キム・ジョンソ)・朴彭年(パク・ペンニョン)達が感想等を書きいた短文がついています
不滅の恋人
王位を狙うスヤン大君と王様を守ろうとする安平大君がモチーフとなったドラマです
- 「チニャン大君」は首陽(スヤン)大君
- 「ウンソン大君」は安平(アンピョン)大君
- 「ヤンアン大君」(叔父)は第3代太宗が問題児だとして後継者にしなかった長男(譲寧ヤンニョン大君)
*ちなみに王女の男に登場する首陽大君の叔父は別の人です
歴史と異り、子供たちが争っているのを見ずにこの世を去った大妃は、ドラマでは登場…なにより
ネタバレ
首陽大君(スヤンデグン)は失脚します
映画 「観相師」
田舎で息子と義理の弟と貧しい生活をしていた天才観相師が
首陽大君とキム・ジョンソの抗争に巻き込まれます
首陽大君の影には策士ハン・ミョンフェが…
映画 「王と道化師たち」
はぐれ者の道化師たち
彼らに「世祖のイメージアップ作戦」が命じられます
コメディー時代劇です
第8代ー睿宗イェジョン(イ・ファン)
第7代世祖の次男
在位1年
病弱で19歳で亡くなります
第9代ー成宗ソンジョン(イ・ヒョル)
第7代世祖の長男「懿敬世子」の次男、母は「仁粋大妃」
在位25年
第8代睿宗の息子は3歳と幼く
甥の成宗は次男ですが妃が「ハン・ミョンフェ」の娘だったことから12歳で即位
37歳で亡くなります
勲旧派vs士林派
- 勲旧派:ハン・ミョンフェなど世祖を擁立した一族
- 士林派:儒学を修めて官僚になった学者の派閥
勲旧派が士林派の台頭に脅威を感じ「士禍」を引き起こします
*被害者の士林派は「乱」ではなく「無実の人が被った災禍」で「士林の禍」という表現を使いました
第10代ー燕山君ヨンサングン(イ・ユン)
第9代成宗の長男
在位12年
朝鮮王朝史上前例のない暴君とされ、クーデター(中宗反正)で失脚
配流から2ヶ月後30歳で亡くなります
甲子士禍
燕山君の母ユン氏(嫉妬深い性格だったようです)は、王妃を廃され薬殺刑になります
母の死の経緯を知った燕山君が約7か月間かかわった人達を皆殺しに
*祖母にあたる「仁粋大妃」はユン氏を死に追いやったため、虐待を受け数日後に亡くなる
*廃位に関わったハン・ミョンフェの墓を暴いて遺体の首を切り落とす
七日の王妃
七日で廃妃になった第11代中宗の王妃(端敬王后)
シン・チェギョンと
10代王燕山君の腹違いの弟でのちの第11代王中宗
イ・ヨクとの純愛
狂気と化した燕山君との王座を巡る争いに巻き込まれ…
史実と比較(ネタバレを含む)見る
中宗が死去する前に再会したラストシーンは非公式記録によるもので、公式記録では廃位されたあと2人は一度も会えなかったようです
ヨク(中宗)との婚姻は即位の7年前、12歳のときです
廃妃から51年後70歳で亡くなり、第21代王英祖の時代に復位されます
ドラマで死にかけていたヨクを助けたユン・ミョンヘはパク・ウォンジョンの姪で2番目の王妃(章敬王后)がモチーフです
史実ではクーデターはパク・ウォンジョンたちが挙兵したものです
パク・ウォンジョンは4年後に急死、死後も中宗の忠臣として宗廟に祀られています
ちなみにチェギョンの父は世宗の4男(臨瀛大君)の孫にあたります
史実でも娘婿の中宗ではなく義弟の燕山君の味方につき殺害されました
映画「背徳の王宮」
燕山君の異常な色欲を満たすため
姦臣イム・サホンとその息子スンジェ親子が国中から女性を強引に集めます
R18(成人向け)です
逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-
伝説的な英雄ホン・ギルドンの生涯と闘いを描いており
民衆の心を捉え、暴君である燕山君(ヨンサングン)に
立ち向かい政権の崩壊を導きます
*ドラマで登場するコンファ(のちにノクスと名乗る)は、第10代国王燕山君の後宮、張 緑水(チャン・ノクス)がモチーフで、元々は奴婢で、家族を捨て妓生なった人です
*ホン・ギルドン(洪吉同)は、宣祖時代に許筠(ホ・ギュン)が書いた小説「洪吉童」のモデルとされる実在の盗賊で、朝鮮三大盗賊の一人です
第11代ー中宗チュンジョン(イ・ヨク)
第9代成宗の次男、第10代燕山君の異母弟
クーデターで王になる
在位38年
56歳で亡くなります
- 端敬王后(タンギョンワンフ)
最初の王妃
燕山君の縁戚だったので即位直後に廃位
*『七日の王妃』の主人公・『師任堂色の日記』ではサイムダンのお隣に住む廃妃として登場するする人です - 章敬王后(チャンギョンワンフ)
2番目の王妃(産後すぐに亡くなる)
*叔父がパク・ウォンジョン(朴 元宗)なので『七日の王妃』に登場するユン・ミョンヘはこの人がモチーフ
第12代仁宗の母
*文定王后が12代仁宗を殺害したという説があったりします - 文定王后(ムンジョンワンフ)
3番目の王妃
第13代明宗の母
明宗の摂政になった人
己卯士禍
中宗は政変で王になったので主導権がなく、士林派(サリンパ)の中心人物だった趙光祖を登用して主導権を握ろうとします
しかし、結局は趙光祖は薬死、士林派は大量粛清されます
師任堂(サイムダン)色の日記
ドラマは現在と朝鮮時代が交互に進行
現在で韓国美術史の非常勤講師をしているソ・ジユン
自分のそっくりの女性が描かれた「美人図」と「日記」を発見します
日記には
シン・サイムダン(実在の女流画家)とイ・ギョム(架空の王族)
の切ない愛の記録が…
実在した主な場人物
- シン・サイムダン
*朝鮮時代の女流画家で5万ウォン紙幣に描かれている人
ドラマではサイムダンの子どもは4人ですが実際は7人のようです
*三男は儒学者として知られる李栗谷(李珥)で5000ウォン紙幣に描かれている人 - 中宗
第11代王
第10代王燕山君のように臣下によって廃されるのではと不安を抱いている - 李元秀(イ・ウォンス)
サイムダンの夫 - 申命和(シン・ミョンファ)
サイムダンの父、官職を退いた士林派
己卯士禍で役職を追われ郷里(江原道)で暮らしている - 龍仁李氏
サイムダンの母
架空の登場人物
- イ・ギョム(宜城君)
サイムダンを一途に愛し続ける人
王族で、イ・ギョムは亀城君 (第4代世宗の四男(臨灜大君)の子供)の孫
*「母犬図」の作者(李巌)が臨灜大君の曾孫だそうです
*端敬王后(中宗の最初の正室)の祖母は亀城君の娘 - フィウムダン
奴婢からミン・チヒョンの婦人の座につく
サイムダンに対して憎悪を抱く人物 - ミン・チヒョン
権力のため手段を選ばない冷酷な人物
子供時代のサイムダンと、王族イ・ギョムを引き合わせた安堅の名画「金剛山図」
ドラマでは「金剛山図」が発見されて本物か偽物かを巡って対立します
*実際のところ安堅の作として現代に残っているのは「夢遊桃源図」だけのようです
宮廷女官チャングムの誓い
主人公「チャングム」は前半は宮廷料理人・後半は女医
ついには国王の主治医「大長今(テジャングム)」になるまでを描いたストーリーです
*中宗時代に「大長今(テジャングム)」という呼び名で王の主治医になった医女が「朝鮮王朝実録」に書かれています
実在した主な場人物
- 第11代王中宗
即位前は晋城大君(チンソンデグン)
第10代王燕山君を廃位するクーデターの知らせを託された幼少のチャングムと出会う - 文定皇后
中宗の3番めの妃で第13代王明宗の母
チャングムの後ろ盾となる王妃 - 皇太后
中宗の生母
王世子(ホ)を溺愛 - 王世子(ホ)
亡くなった中宗の2番めの妃(章敬王后)の子
のちの第12代国王仁宗 - キョンウォン(慶源)王子
文定王妃の長男
のちの第13代国王明宗
チャングムの父は燕山君の生母に毒薬を届けた武官という設定
第12代ー仁宗インジョン(イ・ホ)
第11代中宗の嫡長男
母は章敬王后
在位1年
士林派の登用を推進した人
即位から8ヶ月後、30歳で急死します
文定大妃による殺害説があったりします
第13代ー明宗ミョンジョン(イ・ファン)
第11代中宗の嫡次男
母は文定王后
在位22年
11歳で即位
文定大妃が死んだ2年後33歳で亡くなります
乙巳士禍
文定大妃が実権を握り、文定大妃の弟(ユン・ウォニョン)が第12代王仁宗の外戚を弾圧、仁宗を支持した多くの士林派を配流
余談:『太陽を抱く月⭐️』は史実に基づく作品ではないですが、外戚勢力が強いこの時代がモデルになってそうです
オクニョ 運命の女
監獄で育てられた少女オクニョ
囚人たちから知識や武芸を学び、並はずれた力を発揮
陰謀に巻き込まれながら権力に立ち向かいます
実在した主な場人物
- 文定(ムンジョン)大妃
第12代王中宗の3番めの妃で明宗の母 - ユン・ウォニョン(尹元衡)
文定大妃の弟
大妃の弟という立場を利用し絶大な権力を持つ - 鄭蘭貞 (チョン・ナンジョン)
ユン・ウォニョンの側室(のちに正室)
*朝鮮王朝三大悪女の一人 - 明宗
第13代王
オクニョとは王が身分を隠して典獄署に来たことがきっかけで出会います
ドラマに登場する「徳興君」は第14代国宣祖の父です
*第11代王中宗の後宮の子、明宗の腹違の兄
架空の登場人物
- オクニョ
母は典獄署の前で刺客に追われたがオクニョを出産し直後に亡くなります
オクニョは典獄署で育ち、母の死の真相を探ります - ユン・テウォン
ユン・ウォニョンの庶子
チョン・ナンジョンは母親の仇でもあり、商団の運営でも対立する立場 - パク・テス
囚人で、オクニョの師匠、文定大妃とも特別な関係
第14代宣祖へつづく・・・