アフリカを出た人類は、約7万〜5万年前ごろに海沿いと内陸回廊の二つの道を通って広がりました。地図で場所を押さえ、遺跡と古DNAの証拠を紹介。どこまで言えるかは確度A/B/Cでわかりやすく表示します。
特集の層構造
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セクション記事
起源と最初の波は何だった?(出アフリカの南・北ルートを概観) 旧石器
現生人類(Homo sapiens)がアフリカからユーラ…
北ルートはどこを通った?(西ユーラシアへの拡散とネアンデルタール交雑) 旧石器
北ルート(レバント〜西ユーラシア)での現生人類の拡散は、…
南ルートはサフルへどう到達?(南アジア〜東南アジア・デニソワ交雑の再整理) 旧石器
アフリカを出た現生人類が南アジア沿岸をたどり、島嶼東南ア…
東アジア定着はどう進み、アメリカへ?(沿岸回廊と内陸回廊の役割) 旧石器
出アフリカ後、人類は~45–35kaに東アジアへ定着し、…
セクション記事 → 個別ノート(この特集のサイトマップ)
- 起源と最初の波は何だった?(出アフリカの南・北ルートを概観)190–040 ka
- レバント回廊はどこ?(氷期の“環境窓”として開く北門)地域 G1
- アラビアの節点はどこ?(紅海端から内陸オアシスをたどる) 地域 G1
- 上部旧石器化とは?(ブレード技術と象徴行動が示す転換) 考古 G1
- インド洋“コースタル・ハイウェイ”は実在?(先史の移動ルートを地形と資源から検証)外交(移動・航路) G1
- 北ルートはどこを通った?(西ユーラシアへの拡散とネアンデルタール交雑)60-30 ka
- 南ルートはサフルへどう到達?(南アジア〜東南アジア・デニソワ交雑の再整理)50-40 ka
- 東アジア定着はどう進み、アメリカへ?(沿岸回廊と内陸回廊の役割)45-10 ka
- 内陸コリドーはどこで開く?(華北〜遼河・沿海州の地形窓) 地域 G1
- 東アジアの上部旧石器化はどう進んだ?(技術束と地域差を整理) 考古 G1
- ベーリンジア滞留は本当にあった?(滞留像を検討) 考古 G2–G3
- 太平洋沿岸回廊は使えた?(沿岸遷移の可否を検証) 外交(移動) G2–G3
- 前-クロヴィスは実在?(年代と層位から再点検)考古 G3
- アイスフリー回廊はいつ開いた?(氷床後退・水系・生態帯から通行期を推定) 外交(移動) G3
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対応マップ
出アフリカ|現生人類の拡散を、当サイトの年代ボックス(G)に沿って地図でたどります。本稿は G1/G2/G3を扱います。
地図の見方
- 地図は時代(G)で区切って分割
- 地図のレイヤ(初期ON:03・04・06):表示非表示(ON/OFF)はチェックで切り替え可能
- ピン(またはルート)をクリックすると説明が開きます。情報欄には:
- 場所の概要/比定の確度(A/B/C)
- 関連ノート(下層2)へのリンク
- 特集ハブへのリンク(戻りやすく)
- ピンはノートごとに色を統一(色分け)
詳しくは → 地図の使い方+区分の説明
※ Gや年代は比較しやすくするための目安です(地域差・研究差あり)
G1:約5万〜3万年前
G2/G3期|アメリカ到達
この特集のG2期とG3期の下位ノートのピンはG3期に表示します
